競馬セブン注目!2020ヴィクトリアマイルに出走予定の有力馬

2020年のヴィクトリアマイルは5月17日に東京競馬場で行われます。比較的歴史の浅いGIですが、古馬の牝馬にとってとても重要なレースです。昨年はノームコアが勝利していて、2015年と2016年にはストレイトガールが連覇しています。

今年の出走馬を見てみると、1番人気になるであろう馬はアーモンドアイです。通常ならば恐らくアーモンドアイがヴィクトリアマイルに出走することはなかったでしょう。しかしドバイのトラブルなどの件もあっての参戦だと思います。

2番人気が想定されるのがグランアレグリアです。これまでの戦績はかなり素晴らしく、前走の高松宮記念は僅差の2着。1200mよりもマイルの方が良いと思われるので、アーモンドアイを破ってもおかしくありません。

これら2強に割って入る可能性があるのがサウンドキアラです。京都金杯と京都牝馬S、阪神牝馬Sを連勝しており、勢いはナンバーワンでしょう。昨年は15番人気ながら勝ち馬から0.7秒差の7着。

他にはディフェンディングチャンピオンのノームコアにも注目してくださいね。昨年秋の富士S以降は勝ち星がありませんが、得意の舞台で復活する可能性も秘めています。

そして阪神牝馬Sで2着に入ったスカーレットカラーは、初めてのヴィクトリアマイルですが、展開さえ向けばあっと驚く活躍を見せてくれるかもしれません。そのほかには阪神牝馬Sは1番人気で敗れたものの実績と実力があるダノンファンタジー、プリモシーン、フェアリーポルカなどにも注意が必要です。

やはり今年のヴィクトリアマイルはアーモンドアイが出走してくれるおかげで例年以上に盛り上がると思います。もしかすると圧倒的な力の違いを見せ付けるかもしれませんが、グランアレグリアなどの新興勢力が世代交代を告げる可能性も少なくはありません。恐らくこのレースも無観客で開催されることは確実です。残念極まりないのですが、諸外国の状況を見ていると、無事開催できるだけでもありがたい状況だといえるはずです。

上記の他にも、5戦4勝、敗れたのは3着になったエリザベス女王杯のみというラヴズオンリーユーも怖い存在です。オークスを勝利していて、その時の2着馬は秋華賞やジャパンC、京都記念で2着に入っているカレンブーケドールですからね。

2020年のヴィクトリアマイルの結果次第で、今後の牝馬路線の行方が大きく変わってくるといっても過言ではありませんよね。

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