競馬ファンが注目するのは「現役世界最強馬」の存在です。芝とダートがあり、さらに距離によっても分類可能ですが、一般的には中距離やクラシックディスタンスの距離で強さを発揮する馬が最も注目されます。
昨年の凱旋門賞で圧倒的な強さを見せたエネイブルはいまだに最強の呼び声が高いのですが、凱旋門賞以降まだ走っていません。一頓挫あり夏の復帰が有力視されていますが、アクシデントがあったことに変わりはありません
そのエネイブルに代わる形で、世界最強候補に名乗りをあげているのがクラックスマンです。クラックスマンはフランケル産駒として知られ、昨年のイギリスとアイルランドのダービーでは敗れたもののそれ以外は全勝し、プリンスオブウェールズSに臨みました。
当然圧倒的な1番人気に推されていましたが、今年のドバイシーマクラシックで2着に入ったポエッツワードに2馬身4分の1差を付けられ2着に敗れてしまいました。3着のホークビルには8馬身差を付けたものの、この敗戦は多くの競馬ファンを悲しませ、また悩ませることになりました。
実際にこのレース後、今年のキングジョージのブックメーカーのオッズが変更され、ブックメーカー企業によってはクラックスマンが1番人気ではなくなってしまったわけです。
それほどまでにプリンスオブウェールズSで敗れたという事実は大きいものだったと七騎の会は考えています。
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