騎手の中には自分の実力を高めるために海外に武者修行に行く人もいます。古くは武豊騎手も海外にいき騎乗技術を高めましたが、それ以降も様々な騎手が海外に出向いています。とはいえ、海外に行くということはメリットもあればリスクもあり、帰国後に海外に行く前の待遇が待ち受けているとは限りません。

そういったリスクを承知のもと修行に行き、力をつけるという選択をしたのが坂井瑠星騎手です。

大井競馬で騎手をしている坂井英光の息子ということもあり、小さい頃から騎手を目指していたようです。1年目は25勝、2年目は36勝を挙げ、悪くはない実績を挙げていますが、海外に行くことによって騎乗技術を高めることに成功したようです。一時帰国した5月にはこれまで以上のペースで勝ち星を重ね、大きな成長を見せ付けてくれました。

オーストラリアにおいても有力調教師に実力が評価され、主戦騎手に抜擢されるという報道がなされました。これは本人の努力のたまものですし、近い将来必ず大きな花を咲かせることでしょう。

また坂井瑠星騎手が所属している矢作厩舎は有力馬を多数預かる有力どころでもありますし、今後もかなりのバックアップが期待できるでしょう。オーストラリアの具体的な遠征期間は不明ですが、七騎の会他の日本人騎手も見習って欲しいと考えています。

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