競馬の世界は移り変わりが激しく、トップホースが引退したと思えば、逆に次々と将来有望なたくさんの馬がデビューを果たします。

それ以外にも少し前まではそれほど強さを発揮していなかったものの、急に強くなった馬も多数います。その中の1頭が5歳牡馬のガンコです。ガンコは父がナカヤマフェスタ、母父がシングスピールという血統。これまでの戦績を見ると苦労のほどがわかりますし、昨年の12月24日の江坂特別で7番人気で勝利をしたことがきっかけになり何か変化があったのでしょう。2018年のガンコの初戦となった日経新春杯は人気薄ではありましたが3着に入り強さを見せ付けました。

そして2月11日の松籟Sは僅差の2番人気に入り2着のアドマイヤロブソンに3馬身以上の差をつける圧勝。この勝利でよりガンコの強さが競馬ファンの間で知られはじめ、七騎の会の期待通り、見事オープン馬の仲間入りを果たしました。これまでのレース傾向をみてみると比較的長い距離が合っている印象を受けるため、天皇賞春に出走できれば面白いかもしれません。また自身の父のナカヤマフェスタが勝利を収めた宝塚記念も意外と合いそうです。

ガンコは一度聞くと忘れることのないとても面白い名前の馬ということもあり、注目している人も多いようです。