世界一の賞金額を誇るアメリカのペガサスワールドカップが、ガルフストリームパーク競馬場で開催されました。圧倒的な注目を集めたのは、4連勝中でダート現役最強馬でもあるガンランナーです。このレースでの引退がすでに決まっていて、有終の美を飾ることができるかに世界中が注目していました。

そして他には前走のブリーダーズカップクラシックでガンランナーの3着に入ったウエストコーストも話題になっていて、2番人気でした。競馬セブンが注目する中、結果はガンランナーが勝利を収める形となり、ウエストコーストに対して2馬身半差をつけ完勝。2着と3着の着差は10馬身以上あるので、ガンランナーが引退した後はおそらくウエストコーストがダート世界最強を継ぐ存在となりそうです。

しっかりと最終戦を勝利することにより無事良い印象のまま種牡馬入りすることができたガンランナー。ガンランナーは父がCandyRide、母父がGiant”s Causewayという血統です。3歳時にはケンタッキーダービーで3着に入り、ブリーダーズカップダートマイルでは2着に入っています。そして本格化した2017年にはドバイワールドカップ以外すべて制覇する活躍ぶりを見せました。

ペガサスワールドカップはまだまだ日本人に認知されていませんが、ガンランナーのような強豪馬が出走することで注目度が一気に高まっていくはずです。