2014年の皐月賞を制して注目を集めたイスラボニータ。ダービーで2着に入り天皇賞秋で3着2回、マイルチャンピオンシップでは2着と3着が一度ずつという成績を収めている馬ですが、とにかく善戦マンという印象が強かったです。七騎の会ではこれまでイスラボニータを応援してきました。主戦騎手を務めていた蛯名騎手からルメール騎手に乗り替わりとなりましたが、その後結局重賞勝利はありましたがGIを勝つことはできませんでした。比較的息の長い活躍を見せてくれたので社台レースホースで一口馬主として参加していた人にとっては非常に優秀な馬だといえそうです。
父フジキセキの後継種牡馬として活躍することが望まれており、最終戦となった阪神Cでは2番人気に推されました。結果はダンスディレクターとハナ差の勝負を制し、最終戦を勝利で締めくくりました。すでに社台スタリオンステーションに到着していて、2018年の種付けシーズンに向けて調整がなされているようです。初年度の種付け料は150万円となっていますが、活躍馬を多数輩出して欲しいですね。
サンデーサイレンスの血を有している種牡馬は今の時代たくさんいるのですが、その大半がディープインパクトの産駒です。フジキセキの産駒は少ない傾向にあるので、チャンスもあるのではないでしょうか。