今後の競馬界を予想するのであれば、やはり若い世代に注目するのがベストでしょう。017年に3歳になる世代といえば、ソウルスターリング、サトノアレス、レイデオロが話題ですが、忘れてはいけないのがリエノテソーロです。

2016年12月31日時点でリエノテソーロは4戦4勝の無敗で、新馬を勝った後にすずらん賞に挑戦し、その後はエーデルワイス賞を1秒差で勝ち、川崎で行われる全日本2歳優駿でも0.6秒差で圧勝しています。成績だけを見ると芝もダートも両方走ることができる馬ですが、勝ちっぷりなどを見るとダート路線に向かうのが賢明でしょうか。現時点では年明け初戦はアネモネSから始動となっているので、芝レース重視といった感じでしょうか。

\r\nしかしドバイも見据えているようなので、これから馬主さんや調教師はリエノテソーロが本来どの路線に向かうべきなのかを見極めることになります。特にダートで若いうちに連勝して、いざこれから…という時に一気に勝てなくなることも多いので、リエノテソーロにはずっと第一線で走り続けてほしいです。ちなみにこの馬はアメリカ産馬で、父がSpeightstown、母がAkilina、母父がLangfuhrです。