1月に開催される重賞レースには様々ありますが、シンザン記念と東海Sは競馬ファンであれば誰もが知るところでしょう。それぞれ1月12日、1月26日に行われます。ともに京都競馬場での開催。

まずシンザン記念は2頭目の三冠馬シンザンの名を冠して作られたレースで、過去にはアーモンドアイ、ミッキーアイル、ジェンティルドンナなどが制しています。出世レースでもあるので勝ちたい!と思っている競馬関係者も多いはず。

2020年のシンザン記念への出走が予定されている馬を一部紹介します。まずはサンクテュエールです。この馬は8月の新馬戦を制し、その後G3のアルテミスSでは阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気に推されたリアアメリアと0.1秒差2着の競馬をしています。

実際に期待されていますし、父はディープインパクト、母父はCanadian Frontierという血統であり、今をときめくノーザンファーム生産馬です。恐らくこの馬が1番人気に押されると思われますが、他にも怖い馬は何頭もいます。

タガノビューティーは朝日杯フューチュリティSでは4着に入っています。デビュー戦と2戦目のプラタナス賞はダート。GIで初めて芝を使い4着なので、もしかするとシンザン記念でも強さを発揮するかもしれません。ちなみに系統は父がヘニーヒューズ、母父がスペシャルウィーク。芝も問題ないかもしれませんが、ダートのほうが良さそうな血統構成でしょうか。

それ以外には、ルーツドールにも注目してください。11月の新馬戦はルメール騎手が騎乗して2着の馬に5馬身差をつける圧勝劇を演じています。1戦しかしていないのでまだわかりませんが、大いなる可能性を感じさせます。

その他にも有力馬はたくさんいます。東海Sは少々混戦模様かもしれませんが、スマハマが人気になりそうです。2歳~3歳にかけて3連勝し、昨年の東海Sでは3着に入っています。その後名鉄杯を勝ち、前走はベテルギウスSで2着という成績。

他には、競馬セブン期待のヴェンジェンスも出走予定であり、この馬は2019年のみやこSを無事制していて、同じ舞台の東海Sとは相性も良さそうです。

そして、みやこSで2着に入ったキングズガードは、前走のチャンピオンズCで勝ち馬から0.6秒差の2着。展開などによっては勝つ可能性もあるでしょうね。それ以外にはモズアトラクション、エアアルマスなどがおり、シンザン記念同様に東海Sも盛り上がること間違いありません。

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