今年8歳になったグレイスフルリープは、一度芝のレースを使われた以外はすべてダートで走っている生粋のダート馬です。2歳時から勝利を収め、比較的早い段階から素質の片りんは見せていたものの、オープンに定着したのは2015年のことでした。はじめて重賞を制したのは佐賀競馬場で開催されたサマーチャンピオンで、2着馬に0.7秒差をつける圧勝でした。このとき騎乗していたのは小牧太騎手でしたが、その後は乗り替わりなどもあり勝利を上げることがなかなかできませんでした。

そんなときに武豊騎手とのコンビで韓国の競馬場で開催されたGIレースコリアスプリント圧倒的な強さで勝利したことに七騎の会は大注目しました。

その後は兵庫ゴールドトロフィーでも武豊騎手とのコンビで勝利し、4月18日の東京スプリント競走でも武豊騎手と共に勝利を勝ち取ることができました。これまでにこのコンビでは5回出走しており、3勝を挙げていて、相性の良さをうかがい知ることができます。

グレイスフルリープは8歳ではありますがまだまだ元気で現役生活を続けることが予想されるので、今後も武豊騎手とのコンビが見られ、ダート短距離路線での活躍が見られそうです。次走はさきたま杯を予定しているようで楽しみが広がります。