コリアカップ・コリアスプリントを終えて

9月9日に韓国の競馬場において韓国GIのコリアカップ・コリアスプリントが開催されました。昨年も日本馬が両方のレース共に出走し圧勝しており、今年も注目されていました。

コリアカップには昨年の覇者でもあるロンドンタウンが出走を果たし、道中徐々に後続との距離を離し、4コーナーを回って最後の直線に入る頃にはかなり大きな差に広がっていました。最終的には10馬身を超える着差で圧勝し、レコードタイムも更新しており、圧巻のレースぶりでした。

そしてコリアスプリントには日本でGIを勝っているモーニンが出走しました。着差こそわずかでしたが勝利を収めて、コーラルS以来の美酒に酔いしれた形です。
騎乗していたのは藤井勘一郎騎手で、このジョッキーはオーストラリアや韓国で活躍していて日本人にはなじみがあまりありませんが、ここで死力を尽くしてくれました。

必死で競馬先進国の仲間入りを目指している韓国競馬界にとって日本の競走馬は非常にレベルが高いと感じているはずです。自国の競馬のレベルを高めるためには優秀な馬の導入だけでなくて、ホースマンの育成も必要不可欠ですが、隣国でもある日本を参考にしている面も多いのではないでしょうか。

スプリンターズSは春の王者が完勝

9月30日に中山競馬場で開催されたスプリンターズSには、スプリント路線を主戦場とする有力馬が多数出走しました。

1番人気は、春の高松宮記念を勝って、前走のセントウルSを制したファインニードル、2番人気はモレイラ騎手が騎乗するナックビーナス、3番人気は昨年の3着馬であり、前走を制しているワンスインナムーンでした。その他にも香港からラッキーバブルズが参戦するなど盛り上がりを見せました。

雨の中開催され、馬場状態は稍重でした。

スタートを切りワンスインナムーンが逃げ、3歳牝馬のラブカンプーとナックビーナスなどもそれに続きます。あっという間に3コーナーを回り4コーナーにかかり、最後の直線に入っても逃げるワンスインナムーンが粘りますが、ラブカンプーが徐々にかわしにかかります。しかしそんな中外から唯一すごい脚で差してきたのが1番人気のファインニードルで、ゴール前できっちりとラブカンプーを差し切り優勝。

3着には人気薄のラインスピリットが入りましたが、この馬は武豊騎手鞍上で13番人気でした。前日に前人未到のJRA通算4000勝を達成しているため、もしかすると…という思いで馬券購入をしていたファンもいるかもしれませんね。

ラッキーバブルズは競走を中止しましたが、命に別状はないようなので安心です。