6月28日に大井競馬場で行われた帝王賞は、競馬セブンが見守る地方競馬の中でも特に大きなレースです。東京大賞典と肩を並べる大井競馬場が誇るレースで、毎年地方馬だけでなく、JRAに所属している馬たちも多数出走しています。もちろん今年もJRAから複数の有力馬が名乗りをあげ、1番人気は昨年のJBCクラシックを制しているアウォーディーで、ここ最近はGIばかり使われ勝ち切ることができずにいました。

2番人気は昨年の東京大賞典を勝ったアポロケンタッキー、3番人気は昨年のチャンピオンズカップ優勝馬のサウンドトゥルー。\r\nJRAの馬は7頭出走して1番人気から7番人気を占めましたが、結果的に着順もJRA勢が~7着を独占しました。

優勝したのは6番人気のケイティブレイブで、スタートで出遅れてしまいながらも後方から脚を伸ばし、2着のクリソライトに1馬身以上をつけて快勝。アウォーディーは3着となってしまい、連勝していたころの勢いは感じられず、善戦マンになったイメージもあります。4歳世代は強いと言われていましたが、今回帝王賞で強い勝ち方をしたケイティブレイブも4歳です。JRA開催の重賞勝ちはまだありませんが、このまま強くなれば時間の問題でしょう。そしてフェブラリーSやチャンピオンズC制覇も夢ではありません。